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愛犬さんの熱中症対策、予防と処置について。

   

先日 犬の熱中症に関するオンラインセミナーを受講しました。
ご存知でしたか? 年間で約1万頭もの わんちゃんが熱中症にかかってしまっているそうです!
これからの季節、とても大事なことですので受講内容をぜひ いろんな飼い主のみなさんと共有して下さいと許可を頂きました。
大切な要点をまとめていきたいと思います。

今回丁寧に詳しくお話下さった講師の先生は
動物予防医療普及協会 理事 獣医師 安 亮磨 先生 です。
協会名が漢字ばかりで長いので・・ 通称 『アニプリ』と呼んで下さいとのことです。
(Animal Preventive Care Association の略です)

セミナー主催: ペットライフデザイン協会

ご紹介の前に まず ペット保険のアニコムさんが暑い時期、毎週出している『犬の熱中症週間予報』をご存知でしょうか。

このように わかりやすい表にしていますので インスタグラムで #熱中症週間予報 をぜひフォローなさって愛犬さんの体調管理にお役立て下さい。

それでは以下4つに分けてお話ししますが あくまでも飼い主として知っておきたい基本的な部分のご紹介ですので 個々の愛犬さんに合った対処法は?・・など気になる点がありましたら かかりつけの獣医師さんにお尋ねになってみて下さい。

熱中症とはなにか

◉ 犬の熱中症=高熱が出て下がらなくなりグッタリする状態
ちなみに犬の正常体温(直腸温)は およそ38〜39度とのこと

症状に気付こう

◉ パンティング=ハッハッハッという早くて浅い呼吸 が続いており唾液に粘りがある
(熱性多呼吸 ともいうそうです)
◉ 体が熱く 目や口の中の充血
◉ 嘔吐・下痢があったり ぐったり意識を失う あるいは痙攣を起こす など  [かなり危険!]

熱中症を防ぐ対策  [その1]

◉ 暑い時間帯のお散歩・車内待機を避ける
◉ 室内でもエアコンをつけ [犬種にもよりますが 室温26度・湿度50% 程度が目安] 日差しを遮る(カーテンは閉める)
◉ サーキュレーターを活用する・お留守番カメラを設置する
◉ お水を充分に与える
[犬が1日に飲む量(フード含む)目安 体重1キロあたり50ml]

熱中症を防ぐ対策  [その2]

◉ 暑い時期の お散歩必携3品! (緊急対応が可能)
水500ml 1〜2本 + 薄手のタオル + うちわ・扇子 [使い方は次項で解説]
◉ 保冷剤・クールバンダナ・犬のソックス 等

熱中症になってしまったら

◉ まずは落ち着く!
◉ 犬が興奮したり意識が朦朧としている場合は飼い主でも咬傷の危険があるので注意しながら日陰や涼しい場所に移動させる
◉ 必携3品を活用 [犬の体にタオルを掛け 水で濡らし うちわで扇ぐ]
◉ タオルにくるんだ保冷剤を首周り・脇の下・内股などに当てる
◉ 対応可能な動物病院にすみやかに連絡 ⇒ 内容は簡潔に
『 緊急です! 熱中症で 犬の名前は〇〇です。 〇分後に到着します! 』
◉ 冷やしすぎるとかえってキケンです 普段から耳のうしろの皮膚などを触って平熱具合いを確かめておきましょう

いつもお水をしっかり飲んでくれる子はいいのですが もともと飲む量が少ないワンちゃんもいますよね。
その場合はペット用飲料水・お肉のゆで汁・ヤギミルク水などに変えてみたり 犬に安全な果物・生野菜を与えたり飲みやすいフードスタンドの高さにしてみたりと いろいろと工夫をしてみるのも良いとのことです。 逆にお水を飲みすぎる場合は(多飲多尿)病気の可能性も否定できませんので獣医師さんにご相談下さい。

いずれにしろ 普段目に付きやすいところに かかりつけ動物病院の連絡先を貼っておいたり 愛犬と旅行に行かれる際は出先の動物病院をチェックしておくなど いざというときに万全の体制を整えておきましょう。

ということで人も愛犬さんも上手に暑さ対策を行って 元気に夏を乗り切りましょうね!

それではまた。
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